[社][Ａ][Ｐ]舞台・ＴＶ/舞台大道具（機構・リギングスタッフ）

テレビ番組や舞台の大道具の中で 舞台機構やリギングの設営・撤去作業を担当します。 業務内容／舞台機構・リギング 聞き慣れない言葉ですね。ご説明しましょう。 『舞台機構』 回り舞台やセリ。舞台上が左右に回転したり奈落から迫り上がったり舞台上何メートルも浮いたり。 俳優がワイヤーで吊られて空を飛ぶような演出もあります。 大きなセットが電動で舞台に登場したり空中に飛んで行ったり。 こう言う大掛かりな動く物を舞台機構と言います。 その舞台機構を設計・製作・施工・本番で操作するのが仕事です。 美術という世界の中に居ながら描くのは図面であり設計図です。 美術の中の技術であり演出なのです。 大掛かりなものを電動で動かすためにコンピューターを使ったコントローラーも作ります。ハンダ付けしたり配線したりコンピューターのプログラムを組んだりもします。 『リギング』 舞台やスタジオでは大掛かりなセットを組んだり上空に収納したり 様々な道具が大型化、重量化していて人の力では持ち上がらないものばかりです。 今では照明機材もたくさんの物が使われスタジオや劇場に備え付けのバトンだけでは持ち上がりません。 こう言った重量物を吊る為に劇場やスタジオのスノコ（天井）にチェーンモーターと言う道具を吊り上げて何百キロ、何トンもある大道具や照明器材を吊り上げます。 これがリギングと言う仕事です。 私たちはこうして舞台に見える部分も支えていれば見えない部分での支えもして居ます。

月収30万円（入社5年）：月給28万円＋手当 月収40万円（入社15年）：月給38万円＋手当 ◆「色んな人が驚く・感動する・喜ぶ、それが嬉しい」 演出家さんが描いたプランが形になって喜び、それを体感した演者さんが驚き、観客が感動し・・・自分たちが考えて創った仕掛けで人が一喜一憂する仕事って、すごくレアですよね！ ◆「実は、意外と・・・」 拘束時間長くて、寝る間もなくてと・・・なんてイメージを最初持っていましたが、実はそんなことありませんよ！休憩時間もちゃんとあり、気が付いたら終わってたって感じです（現場にもよります）。うまく段取りして決まった時間内に完成させるのもプロの仕事です。